スタジオディテイルズは、2016年の炊飯器「RICEPOT(ライスポット)に発売するタイミングで、ユーザーにライフスタイルを提案するブランド体験として「鍋を使うその先の価値」を提案。食材や料理と一緒に鍋が食卓に並ぶビジュアルで「世界一おいしいご飯が炊ける炊飯器」のある生活を目指し、バーミキュラのブランドを確立しました。現在は、ブランドムービーや公式ECサイト、ウェブサイトやカタログ、アプリケーションも含む様々な顧客接点のクリエイティブを担っています。
スタジオディテイルズは、デザインチームとストラテジーチーム(ブランド戦略の立案を担当)が一体で動ける組織を目指しています。タッチポイント(顧客接点)における課題解決を依頼されることが多いものの、そこでいきなりインターフェースをデザインするのではなく、綿密なインタビューを通じて「本質的な課題がどこにあるのか」「その課題を解決するための戦略をどう立てるか」「どういう表現にすればその意図がユーザーに届くか」を議論します。ストラテジストやディレクターのみならず、デザイナーやエンジニアがインタビューに同行することもあります。
また、普段のプロセスでは、ストラテジーチームがまずブランドの体験を設計した上でデザインチームに引き渡す形でプロジェクトが進行するものの、プロセスの途中でデザインからストラテジーに「逆流」することもあります。すなわち、デザインチームから「体験設計をこう変えてはどうか」などと戻ってくるケースがあるといいます。